有限会社依田石材店

ご先祖様の思いをつなぐお墓造り

おはようございます。五月最終週の最終日です。この前ゴールデン休みがあったかと思うともう終わり、猛ダッシュで今月が終わってしまいました。また思い入れが詰まったお墓が完成しました。

 

完全自社加工の自社施工のお墓です。玉垣や塔婆立もきれいに仕上がりました。

 

斜め後ろからです。塔婆立をあえて横に設計しました。左右非対称な玉垣です。

 

花立香炉水鉢などは新規に作りました。石碑に合わせて山梨県産の山崎石です。

 

以前にも書きましたがこの石碑は大正時代に建てられたものです。とても風化が進み周りを新しく造ると真ん中に建つ石碑がひと際古く見えてしまう事から、工場に持ち帰りきれいに磨き直しました。新品のようです。その当時ご先祖様が苦労して建てたお石塔を続けて使っているので絶対土の中で喜んでいると思います。新しく取り替える案もありましたがこのようにしてよかったと思います。

 

次に仕事をさせて頂くお客様の石碑です。まんまるです。

ブログ|2021年05月31日

国産の材料でお墓造り。

おはようございます。五月最後の週末になりました、時の経つのがとても速いですね。さて、現場では工事も終盤慎重に頑張ります。納骨室も入りその上に芝台まで乗っかりました。敷石を据えています。

 

この日の午後です。石碑を建てました。この石碑は大正時代に建立されたものですが外柵を新しく造るのを機に工場で一皮むいて磨き直しました。新品同様です。

 

敷石も据え終わり目地モルタルを流し込みます。滑り止め加工もきれいに仕上がっていますね。

 

新しく作った水鉢と花立です。家紋や蓮の花がすでに彫ってあります。

 

後ろ玉垣のR面部分を磨いています。上に写真では石碑の後ろに設置してありますね。

 

山梨県産の山崎石の水鉢を加工しています。下場に雲を加工中です。

ブログ|2021年05月29日

お墓の工事。

おはようございます。朝のうちは過ごしやすいですね。今日も昼間は暑くなるようですので熱中症に注意しましょう。また、現場の様子です。階段2段と門柱を据えて型枠を入れている所です。このお墓向かって右側にはすでにお墓が造ってあります。将来的には左にもお墓が出来ると積立部分が見えなくなりますので見えない部分は鉄筋入れてコンクリートで立ち上げます。

 

門柱や階段裏にはアンカーを打って配筋します。こうする事によって補強コンクリートと石材が離れません。見えなくなる所がとても大事です。

 

積立部分の配筋です。

 

何日か経って型枠を外したところです。この上に3段目の階段と甲ピン石を据えていきます。

 

工場では今行っている現場の墓誌の下駄を造っています。5分R面2段加工中です。中国材の中国加工の物とは加工精度が全然違います。

 

手動研磨機で敷石の袖石を磨いています。きれいに手動で磨くのは意外と難しいんです。この部材の真ん中を斜めに切り長い台形の物を2枚作ります。

ブログ|2021年05月26日

国産材の石材を据付ます。

おはようございます。先週の現場の様子です。基礎のコンクリートも固まり型枠を外しました。その上に自社加工の部材を据えていきます。

 

福島県産の花崗岩ですがいつ見ても青みがあってきれいな石ですよね。階段部分は滑り止め加工がしてあります。

 

工場では大正時代に建立した石碑の磨き直しをしています。石種は山梨県産の山崎石です。最初にお話を頂いた時には、お施主様は石碑が古いので新しいモノを建てたいと言っていましたが私が一皮むけば奇麗になるので是非この石碑を使いましょうと言いました。山崎石は今買うととても高価ですしこの石碑を大事にすればご先祖様もきっと喜んで下さるもんね。

 

玉垣の加工中です。一番上のR面天場、角が立っていてシュッとしてますよね。ちょっとの事で印象が全然違います。

 

ブログ|2021年05月24日

強固な基礎が仕上がりました。

おはようございます。昨日からの雨、西の方は強い雨が降っているようですね。大きな災害などが無ければいいのですが。またうちの職人たちも今日は工場で加工のお仕事です。今行っている現場の門柱です。家紋を彫りました。

 

これも今行っている現場の石碑です。磨き直してまた建てます。亀腹加工しました。造形終了しました。次の工程に渡します。

 

造形した亀腹を磨き職人に委ねます。

 

研磨工程は80番から順に200,400,800,1500,3000、バフと磨いていきます。

 

磨きは完成しました。正面に字を彫り直して終了です。

 

現場のコンクリート打ちの模様です。配筋が終わりコンクリートを流し込みます。

 

高い所にお墓があるのでクレーンを入れて吊りこみます。

 

そして、コンクリートを打ち切り前の道を金鏝で撫でます。養生期間を取って型枠を外します。いい基礎ができますよ。

ブログ|2021年05月21日